資格って本当に要るの?
資格って結局現場では役に立たないんでしょ?
そういった疑問を抱えたことはありませんか?
そこで今回は資格を取ろうと考えている方に向けて、資格のメリット、取得の選択方法、資格ランキングを解説していきます。
資格のメリット
資格を持つことのメリットは大きく分けて3つあります。
- ある程度の知識の証明となる
- 資格を持っていないとつけない職業が存在する
- 知識に対しての曖昧な理解が少なくなる
ある程度の知識の証明となる
面接時に初対面の人がどれだけの能力があるかは見ただけで測ることは不可能ですよね。
その際に能力を示す指数の1つとして役立つのが資格になります。
もちろん資格を持っていなくても、優秀な人は存在しますが、資格を持つということは国ないし、企業がその人の能力に対し、一定のスキルがあると与えられら数字であり、それがある程度の知識の証明につながります。
資格を持っていないとつけない職業が存在する
現在世の中には資格を持っていなくては付けない職業が増えてきています。
多くの人がかかわる機会が多い資格には「教師」です。教師は国が指定する大学・短期大学・専門学校を卒業することで資格を得ることができます。私立学校という抜け道も存在しますが、ほとんどの場合私立学校であっても、資格を必要とする場合がほとんどです。
最近では企業の就職にも資格が必要となっている場合があります。
ある企業では入社時までに「TOEIC」のスコアが720以上なくては内定を取り消されてしまうこともありますので、資格が大きく関係する企業もああるのです。
知識に対しての曖昧な理解が少なくなる
知識というものは
人に学ぶ・独学の2種類から得ることができます。
※人に学ぶ…教本ないし知識を持った人からの伝授
独学…1つの技術に対し、試行錯誤を重ねながら得ていくこと
と定義しておく
独学というものは良くも悪くも知識が残りやすいのです。
深く個人で思考した結果なので過程も記憶として残り、強く印象付けられます。それは正しい知識であればお手もいいことなのですが、独学によって得た知識が正しくなかった場合、間違い続けることになってしまいます。
そして資格では、教本に沿って正しく知識が得られていくので、実践に出ても知識は通用していきます。
取得資格選択方法
取得資格を選ぶ際には以下の3つに着目して決めてください
- 着きたい職業に必要か
- 費用対効果としてはどうか
- 汎用性はあるか
着きたい職業に必要か
資格を取る目的としいて、
仕事に必要だから・趣味として知識があるからどうせなら欲しいなどがあると思います。
そのうえで仕事に必要かどうかを判断する必要があります。
資格を取るのにもお金がかかります。お金がすべてとは言いませんが、その資格を得ることによって
「その費用か回収できるのか?」
「仕事がより効率化・質が高まるか?」
を確認したうえでの取得を心がけましょう!
費用対効果としてはどうか
資格はそれぞれに取得難易度が存在します。
最も難しい資格等に「医師」「弁護士」などがあります。
あれらの資格が人気なあ理由には、その資格を持つことによって、一生仕事に困る可能性が限りなく低くなるからです。その為合格率は1%を切ったとしても、多くの人が挑戦しています。
資格を取った後に、どのような恩恵、かけた時間の回収はできるのかを判断しましょう!
汎用性はあるか
汎用性というのは、その資格を持つことで、特定の職業にしか生かせないのか?それとも多くの資格に生かせるのかに分けることができます。
もちろん「医師」等の資格には汎用性は低いですが、それを補って余りある恩恵を得ることができます。
そのうえで「簿記」等の資格は、特定の職業だけでなく、さまざまな仕事をするうえで必要な知識を得ることができるので、多くの人にとって人気の資格となっています。
人気資格ランキング
1位 簿記検定
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
商工会議所の検定試験
おもに簿記は、3級・2級・1級に分かれ、3級を持っていればその他の仕事にも融通が利くような資格にっています。それらを使い企業の財務状況などを判断し、より分析を容易にしてくれます。
また1級・2級と取得していくことで、公認会計士や税理士等の資格とかけ合わせていき、キャリアアップを図っていくこともできます。
現在企業が資格の取得を奨励しているほか、大学等の単位取得条件にも盛り込まれるなど、多くの人にとって取って損はない資格になっています。
取得難易度 |
☆☆~☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆☆ |
可能職業 |
税理士・公認会計士・銀行員・その他多くの職業... |
2位 宅建士(宅地建物取引士)
毎年約25万人が受けている大人気国家資格!
宅建士と聞くと不動産業界のみの知識と思われがちですが、一般企業や日常生活でもその知識を生かすことができます。そして不動産鑑定士やファイナンシャルプランナーなど、他資格の試験でも宅建士の知識は生かすことができるため、汎用性のある知識にもなっています。
取得難易度 |
☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆☆ |
可能職業 |
不動産業界、FP、一般企業など |
3位 中小企業診断士
経営コンサルとに関する唯一の国家資格!
経営戦略、組織・人事、財務・会計、マーケティング、生産管理、店舗運営、物流、経済学、IT、法務と幅広い知識やスキルを持つ経営コンサルタントに関する国家資格です。
この国家資格の取得には、試験だけでなく実際に活動した実績も必要になっており、取得難易度も高く時間のかかる職業ですが、そのため希少性の高い資格になっています。
取得難易度 |
☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆ |
可能職業 |
コンサルタント
一般企業 |
4位 社労保険労務士
人事・労務管理・社会保険のエキスパート!
労働社会保険諸法令に基づく申請書や帳簿書類などの作成や、労務面から経営上の問題点を指摘して、改善策の助言を行います。
これからの時代AIにばかり注目されていますが、その中でも人に関する問題の解決に社会保険労務士の役割は大きくなっていきます。
取得難易度 |
☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆ |
可能職業 |
人事・総務 |
5位 税理士
不正は見逃さない会計のプロ!
税理士の仕事は、企業の税務申告や会計業務だけでなく、それらのデータを基にした企業のコンサルティングを行ったりもします。
少子高齢化等により、遺産相続や業務も増えてきており、仕事困ることの少ない資格になります。
取得難易度 |
☆☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆ |
可能職業 |
税理士、一般企業 |
6位 FP(ファイナンシャルプランナー)
「人生100年時代」で先々を見通した人生設計
人生100年時代を言われるようになった今の時代において、老後の資金繰りがさらに厳しくなってきました。そのなかで一般サラリーマンでも投資に興味を持ちだし、お金に考える時間が増えていく中で、人生設計のプロとしての資格です。
この資格は仕事として生きるだけでなく、主婦であっても家庭の帳簿を付けるのがより簡単になってきます。
取得難易度 |
☆☆~☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆ |
可能職業 |
一般企業 |
7位 公認会計士
会計の資格の最難関!
医師・弁護士と並びに日本で最も資格を取るのがっ難しいといわれている資格であり、将来性・安定性も抜群の人気職となっています。その業務は監査・財務・経理・コンサルティングなど多くの仕事を賄っています。
近年は弁護士が不足し始めていることもあり、合格率が年々上昇しており、就職状況もより良くなっています。
取得難易度 |
☆☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆ |
可能職業 |
公認会計士
財務
銀行員 |
8位 情報処理・パソコン
一発逆転を狙うならITしかない!
ここ20年で急激に市場が拡大してきたIT業界。
その中で国家が定めた唯一IT系国家資格が「情報処理安全確保支援士」です。経済産業省が情報処理技術者として「知能・技能」が一定水準以上であるとにいん呈される国家試験です。
社会人として情報を適切に処理する知識は必要不可欠であり、勉強するだけでも価値のある資格となっています。
取得難易度 |
☆☆~☆☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆☆ |
可能職業 |
IT業界全般 |
9位 行政書士
国民と行政のパイプ役を担う、人気の国家資格!
国民と行政のパイプ役として、法律をメインに扱い、コンサルティングから書類作成、そして代理提出まで、知識をふんだんに使い、クライアントをトータルサポートしてくれます。
取得難易度 |
☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆ |
可能職業 |
行政書士 |
10位 司法書士
登記業務はおまかせあれ!
司法書士には「登記業務」という大きな仕事を持っており、現在フリーランスの需要の拡大によって、登記業務も増えてきています。
また試験も実務を忠実に再現されたものであり、合格後も手厚い研修が実施されるため、合格後比較的早い段階での独立も可能になっています。
取得難易度 |
☆☆☆☆☆ |
費用対効果 |
☆☆☆☆☆ |
汎用性 |
☆☆☆ |
可能職業 |
司法書士 |